CCUSが「利用停止」になると、以下のような影響があります:
- カードの読み取りができなくなる
- 現場でのスキル記録ができない
- 技能者としての信用が低下する可能性
- 建設会社としても元請との関係に影響が出ることも
■ 主な利用停止の原因と解除方法
【1】利用料金の未払い
◆ 原因
利用料金(登録料や利用料)を指定の期日までに支払っていない場合。
◆ 対処・解除方法
- 登録しているメールアドレスまたは郵送で「督促通知」が届く
- 速やかに未払い金額を支払う
- 支払い後、1~3営業日程度で自動的に復旧
📌 実例:
A社は技能者20人分の利用料を未払いのまま2ヶ月放置し、全員が一斉に利用停止。急遽支払って、3日後に復旧。
【2】不正利用・虚偽登録
◆ 原因
- 架空の技能者情報での登録
- 他人のカードを使ったログイン
- 偽造書類の提出など
◆ 対処・解除方法
- CCUS事務局による調査・聞き取りに応じる
- 故意でない場合、再発防止策と共に誓約書提出などで解除可能な場合あり
- 悪質な場合は利用停止が長期化、または永久停止
📌 実例:
B社が元請からの依頼でスキルレベルを偽って登録 → CCUS事務局が発覚、半年間の利用停止+再教育命令。
【3】事業者情報の不備・更新漏れ
◆ 原因
- 法人情報の変更(住所・代表者など)を未更新
- 登録情報の整合性が取れなくなる
◆ 対処・解除方法
- マイページから事業者情報を最新に更新
- 必要に応じて証明書類(登記簿など)を提出
- 通常、更新完了後に即日~1営業日で復旧
📌 実例:
C社は事業所移転をしたが情報更新を怠り、通知が届かずに利用停止 → 情報更新後、即日復旧。
■ 利用停止を防ぐためのポイント
- 毎月の支払期限を事前にリマインド(カレンダー設定など)
- 会社情報・技能者情報を定期的に見直し・更新
- 不明点があれば早めにCCUSサポート窓口に問い合わせ
■ まとめ
原因 | 対処法 | 復旧目安 |
---|---|---|
未払い | 支払い完了 | 1~3営業日 |
虚偽登録 | 調査協力+誓約 | 数週間~半年以上 |
情報不備 | 情報更新+書類提出 | 即日~1営業日 |
不明点がある🌀登録を任せたい💡などは、ぜひ一度「OFFICE A」にお気軽にご相談ください😊
<文/OFFICE A事務スタッフY>