建設キャリアアップシステム(CCUS)は、建設業界で働く技能者の経歴を正確に管理するための仕組みです。
しかし実際の現場では、ちょっとした登録ミスが原因で「現場入場ができない」「データが重複している」といったトラブルが発生することがあります。
今回は、特に多い 3つの登録ミス をピックアップして解説します。
① 所属変更を忘れて、前の会社のままになっている
転職や独立などで所属会社が変わったにもかかわらず、CCUS上で「新会社での所属登録」がされていないケースが非常に多く見られます。
対応のポイント
→ 所属会社が変更になった場合は、速やかに 「所属変更手続き」 を行いましょう。
この登録を怠ると、就業履歴が正しく記録されず、現場での確認時にトラブルになることがあります。
② 技能講習・特別教育の資格情報が未更新
資格証や講習修了証の更新漏れも、現場でよく見られるトラブルの一つです。
よくある状況
- 新しい技能講習を受けたが、CCUSに反映していない
- 有効期限切れの資格証を登録したまま(運転免許証含む)
対応のポイント
→ 定期的に資格情報を確認し、最新の証明書画像をアップロードすることが大切です。
③ 技能者情報を誤って「新規登録」してしまう
本来は「所属変更」で済むケースなのに、うっかり「新規技能者登録」をしてしまうミスです。
対応のポイント
→ 技能者本人がすでにCCUSカードを持っている場合、新規登録は不要 です。
まずは本人のIDを確認し、「所属変更」手続きで対応しましょう。
💡 まとめ:正しい登録がスムーズな現場運営につながる
CCUSの登録内容は、現場入場・就業履歴・建退共連携などに直結します。
小さな登録ミスでも放置すると、現場全体のデータ整合性に影響することがあります。
所属変更・資格更新・新規登録の区別 を意識して、日常的に確認することが大切です。
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- 所属解除・新所属登録の代行
- 資格証・特別教育の登録・更新
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<文/OFFICE A事務スタッフK>




